猫糞(ねこばば)
悪事を働いても、それを隠して知らん顔をすること。 とくに、拾った物を黙って自分の物にすること。猫が糞に砂をかけて隠すことから。
悪事を働いても、それを隠して知らん顔をすること。 とくに、拾った物を黙って自分の物にすること。猫が糞に砂をかけて隠すことから。
ありがたい教えも理解できないものにとっては、なんの効果もないことのたとえ。
その場のがれより、根本を正すことが大事だというたとえ。 皿をねらっている猫を追い払うより、皿を片付けるほうがいいということから。
内心は欲しくてたまらないのに、うわべだけ遠慮することのたとえ。 また、その場だけのことで長続きしないことのたとえ。 猫が大好きな魚を辞退するとの意から。
猫も跨いで通り過ぎるほど、おいしくない魚のこと。 また、上手に食べ終わって、何も残っていない魚の骨のこと。
猫は三年飼われても、飼い主への恩を三日で忘れてしまうくらい薄情な動物だということ。
ありえないことのたとえ。
相手や状況しだいで、おとなしくもなれば凶暴にもなるということのたとえ。
引っ越す時、犬は飼い主について行くが猫は家から離れようとしないということ。
凡人が優れた人の真似をして、軽薄になることのたとえ。 また、立派過ぎるものを求めて失敗することのたとえ。 「虎を描いて狗に類す」に同じ。